CASE STUDY導入事例

株式会社蔵持 様

Fusionは一般的CADの保守契約費用程度で使用することが可能。
リスクを最小限に抑えることができる

check_circle 導入事例の概要

設計は、未だ2D-CADCAMが主体で非効率な設計業務となってしまうことが課題でした。
設計業務の停滞を抑制して3D-CADCAMの普及を進めるためにFusionの導入・習得へ
Fusionを導入して約1年、フアクトのサポートを利用し次のステージに進みたいと考えています。
それまでの経緯を取締役会長 八木澤様に伺ってきました。

1『非効率な設計業務』『設計の分業化ができない』2つの課題

すでにマシニングセンターでの3D切削加工に3D-CADCAMは使用していましたが、設計は、未だ2D-CADCAMが主体となっています。2Dの場合、金型設計では不便はないが、部品数の多い装置を設計する際に、設計者自身がトレースを理解できなくなり、頭の中でシュミレーションしながらの設計となるので、非効率な設計業務となってしまうことが課題です。また、設計者自身が理解できない2Dは、他の設計者が理解することは大変難しいので設計の分業化ができないという課題もある。

2製品導入に至った経緯とコスト削減でリスク最小限に

2つの課題の施策として高価な金型設計業務用3D-CADCAMを以前導入したが、操作手順が分からなくなると解決までに時間を要して日常業務が停滞することから、設計者が使用しなくなってしまった。そこで、まずは生産ラインに含まれず日常業務に追われることのない設計者が、3D-CADCAMを習得し、その者をアドバイザーとして迅速な対応を行うことで、設計業務の停滞を抑制して3D-CADCAMの普及を進めるという施策だった。

33D図面が効果を上げている

Autodesk Fusion (Fusion360)を導入して約1年になり、自動機の設計に使用していますが、フアクトの技術部の方にご指導いただくことも多々あります。 お客様へ設備仕様書として3D図面が効果を上げていますが、習熟度は未だアドバイスできるレベルには至っていません。これからも研鑽を重ね、横展開という次のステージに行きたいと考えています。

4導入を検討されている企業に向けてのアドバイス

産業向け3D-CADCAMを購入すると、安くても150万円程の費用が発生し、保守契約料として20万円以上の費用が発生します。よって今後の使用年数にもよりますが、サブスクリプション契約によって年間20万円程度のコスト削減になっているものと予想します。
Autodesk Fusion (Fusion360)を使用するに当たって、まずは市販の操作ガイドを購入し、更にネットでの動画を見て自習しました。そして、実際の業務に使用してからは、フアクトの技術部の方にリモートで指導を受けています。

プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売

自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。

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基本情報

株式会社蔵持 様

所在地 〒307-0017 茨城県結城市若宮9-20
発足 1970年
概要 株式会社 蔵持(以下、蔵持)は電子、自動車、医療の業界向けにプラスチックや金属のシート及び接着テープを基材とした部品や副資材の加工・検査を行う事業と、それらの加工に使用する金型や専用装置を設計製造する事業をおこなっている。難易度の高い製品に対し、加工する技術の開発を行い、製品を具現化するプロセスを提案し、必要な金型の設計製造から、加工した製品の検査までを一貫で請け負うことが出来ることを特徴とする会社である。
URL http://kk-kuramochi.co.jp/

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